天然ガス価格とスポーツカー価格が高騰~最近の経済ニュース~
- 佐藤篤
- 2022年8月30日
- 読了時間: 2分
更新日:2022年10月7日
最近のテレ東の経済ニュース(モーサテ、WBS)から個人的に気になったネタです。
米国での天然ガス価格高騰
最近米国ではガソリン価格が下がっている一方で、天然ガス価格が急騰しているようです。
原油は夏のドライブシーズンが終わると年末にかけて下がっていく傾向があります。
一方で天然ガスは主に暖房需要のため年末にかけて上がっていく傾向があり、通常夏場は相対的に価格が低い傾向にあるにも関わらず、です。
仮に天然ガス価格15ドルになるとCPIを1.35%押し上げるとの試算もあるようで、米国CPIは現在織り込まれている以上に高止まりする可能性がありそうとのことでした。
さらにコメンテーターの方が仰っていたのは、日本が原子力発電推進へ舵を切ることで、エネルギー価格変動の影響が軽減され、相対的に競争力が高まるのではないか、ということです。
長い目でみると、米国一点張りも思っている以上にリスクがあるのかも知れません。
80年代90年代頃のスポーツカーの価格が高騰
セリカXXやスカイライン鉄仮面等が当時の新車価格の3倍以上で取引されているようです。
その要因として、米国の25年ルールが挙げられていました。
安全上の理由からアメリカでは右ハンドル車の輸入が禁止されているのですが、登録後25年を経過するとクラシックカーとみなされ、安全基準が緩和されることで輸入可能になるのだそうです。
実際に米国への中古車の輸出が近年大きく増加しており、結果として国内で品薄になり価格が高騰しているとの説明でした。また最近の円安も中古車輸出を促進させているとのことです。
気になってネットで80年代のフェアレディZの価格をみてみたのですが、確かに平気で500万円を超える値付けがされていました。
子供の頃の憧れのクルマには当面手が出せないようです。
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