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スタートアップ経営者達の本音

  • 8月11日
  • 読了時間: 2分

最近はCPDの要取得単位をクリアすべく研修受講に余念がないのですが、先日もJICPAのe-ラーニングで「公認会計士が知るべき東証市場改革の最新情報〜上場後の成長の実現に向けて〜」を受講しました。

 

その講義の中でスタートアップ経営者と市場関係者からの意見(2024年時)に触れた部分があり、そこが中々面白かったので今回取り上げます。

 

以下、それぞれの立場の方々の意見です。

 

経営者(非上場)

  • 何となく上場した方がいいのではないかと考える経営者は多い。とりあえずIPOを行うことが目的で、上場後のことは考えていない。

  • いざ上場してみると、投資のための増資は行いにくいし、会社から人は去っていくし、市場の伸びしろもないしで、がんじがらめになっている経営者が周りに多い

 

経営者(上場)

  • 上場してVCが抜けた後、機関投資家のターゲットになるまでの期間は、周りに刺激を与えてくれる人が誰もいなくなる。その結果「お山の大将」になってしまい、高いモチベーションを維持するのが本当に大変。

  • 同業他社の経営者にM&Aを打診すると、資本提携くらいであれば乗り気であるが、上場を維持したいという経営者がほとんど。上場企業の経営者というステータスが、「一国一城の主」でありたいという経営者の心を掴んで離さないようだ。

 

VC・機関投資家

  • 日本では、上場のコストに見合った資金調達ができるのかという視点がない。上場の目的は何かという議論がないので、上場後は、後は野となれ山となれとなっている。

  • 本来、上場とは、うまく経営できなければ経営者が退任させられるという競争世界に身をさらすことだが、上場後の経営者にはこうした認識がない

 

感想

いずれも正直な意見だな、と感じました。

日本のスタートアップ界隈では、「上場ゴール」という言葉がよく使われますが、それを端的に表しているような気がします。

俗にいう「実家が太くない」人が20〜40代のうちにお金持ちになるには、起業からの上場が限られた手段の中の一つであり、そういう意味では上場ゴール・マインドになってしまう気持ちも理解はできます。

当然、それでは困る訳ですが。

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