” the”を勉強しました~NHK「ラジオ英会話」~
- 佐藤篤
- 2022年12月27日
- 読了時間: 2分
先日のNHK「ラジオ英会話」は”the”を取り上げていました。
昔から”the”の使い方が苦手で、ライティングはともかく、スピーキングでは”the”をつけなかったことが多々あったはず(自覚していない)です。
それでもここ3年程改めて英語を勉強してきて、私なりに”the”を付すべき状況を掴んだつもりです。
それは、”the”は話し手と聞き手の間で共通認識されている特定物に付される単語、というものです。
例えば、「ほら、あの時観た映画だよ」「ああ、あの映画ね」という会話があったとします。係る場合、話し手と聞き手の間で特定の映画が共通認識されているので、映画”movie”には”the”が付される、という理解です。
これに対して、番組の中で”the”は「ひとつに決まる」と説明されていました。
上記の、私が理解している”the”のイメージでは、例えば最上級に付される”the”(the most popular item等)はイマイチピンときませんが、「ひとつに決まる」と覚えておけば自然と府に落ちます。流石、優れた説明だなと感じました。
一方で「これ、”the”なんだ」と思った例文も紹介されていました(以下、NHKテキストラジオ英会話2022年12月号より引用)。
Where is the restroom? (トイレはどこですか)
トイレの場所を尋ねているということは、今トイレに行きたいから聞いているわけです。
であれば、当然最寄りのトイレの場所を知りたいはずですから「ひとつに決まる」=”the”を付すことになる、という解説でした。
そう言われれば理解はできるのですが、実際の英会話の場面では”a restroom”と言ってしまいそうです。
また、play the pianoやlisten to the radioの”the”も理屈が難しいです。
物体としてのpiano、radioではなく、共有されたイメージとしてのpiano、radioということで”the”が付されるとのことでした。
同様に、The car is the most convinient way of transportation.という英文のcarに付されている”the”も難しいです。
自動車というものという一般概念として、the carではなくcarsではダメなのでしょうか。
この辺りの使い分けはまだ理解出来ていません。
とは言え、自分の理解が大きくは外れてなかったことが確認できましたし、やはり”the”は一筋縄には行かないということも再認識しましたし、良い学びになりました。
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