1日2時間学習の学校、フィンランド教育の失敗
- 佐藤篤
- 5月6日
- 読了時間: 2分
世間はGWとのことで、軽めのネタです。
たまにチェックしているブログにこのような↓エントリーがアップされておりました。
内容としては、米国のテキサス州オースティンの私立アルファスクールに関する話で、詳しくは当該ブログを読んでいただくとして、その学校の大まかなモデルは以下のようなものです。
従来の6~8時間の授業を2時間に凝縮し、午後は実社会のスキルを磨く
20~30人のグループがオープンな部屋でAIチューター(タブレットやノートパソコン)を使い、各自のペースで学習する
ガイドは1人あたり10~15人の生徒を担当し、進捗管理や質問対応を行う
朝8時~10時の2時間で学術学習を終え、10時以降に公共スピーチ、コーディング、起業アイデアのブレインストーミング、インターンシップ(高校生)などのワークショップに取り組む
かなり大胆な取組みで、さすがは米国という印象です。
公立学校の教育はレベルを敢えて低めに設定しているため、どうしても退屈してしまう生徒が一定数いて、そのような子をすくい上げて、このアルファスクールのような学校で学ばせるのは理に適っている気がします。
先生の成り手も減っていることですし、日本でも導入すればいいと思うのですが。
次も教育関連のネタです。
教育といえばフィンランドが先進的というイメージがありましたが、どうやらそうでもなさそうという動画↓です。
自主性のある生徒の存在自体が稀で、多くの生徒はそんなものは持ち合わせておらず、そうであれば教師の監視のもとで詰め込み教育を行ったほうが却って効率的という身も蓋もない話です。
自分のことを振り返ってみても、自主的に勉強するようになったのは大学受験を意識し出した高校生になってからですし、それだってあくまで大学合格のための手段と割り切って取り組んでいたので、もしフィンランドのような教育環境で育っていたらどうなっていただろうと考えてしまいました。
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