小ネタ2本~有報の総会前提出、Windows10の1年延長~
- 佐藤篤
- 7月18日
- 読了時間: 2分
今回のエントリーは軽めのネタ2本です。
弊ブログでは何度か有報の総会前開示に係るネタを取り上げてきましたが、「企業会計」2025年7月号のコラム「三角波」でも「有報の総会前開示の課題は何か?」と題して当該問題に触れていましたので、読んでみました。
まず一読して感じたのは、企業サイドに寄った視点から論じられているなということでした。
ですので、以下は事実に関する部分と比較的説得力のある(と感じた)部分のみ抜粋しています。
2025年3月期の有報に係る行政からの依頼
3月28日、加藤勝信金融担当大臣が「株主総会前の適切な情報提供について(要請)」を発出し、全上場企業に対し、今年から有報を株主総会の前日ないし数日前に提出することの検討を求めた。
課題
企業が総会前開示を行った有報の内容に瑕疵があった場合、金商法上に加えて、会社法上の責任(例えば、株主総会無効・不存在確認の訴え)が生じる可能性があるのであれば、セーフハーバールールを設けるべき
感想
行政側も実績を作りたかったのだろうと思いますが、総会前日の開示では実質的な意味はないと言えます。
会社法上の手当については御尤もだと思いますが、今日明日に対応できる話でもありません。
そこを考慮すると、当面は総会数日前開示が続くことになるのかも知れません。
弊ブログではWindows10関連のネタについてもたまに取り上げてきましたが、この度、正式にサポート期間が1年延長されるようになったとのことです。
ただ、そのためには、登録ウィザードを用いた、ESU(Windows10延長セキュリティ更新プログラム)を受けるための手続が必要らしく、しかも要件(2つのうち、いずれか1つ)をクリアしなければならないようです。
また、法人向けは対象外のようです。
些か複雑なので、詳しくはこちら↓の「パソコン修理屋の豆知識」さんの動画を視聴してみてください。
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