インパクト投資~「企業会計」2023年8月号~
- 佐藤篤
- 2023年9月19日
- 読了時間: 2分
「企業会計」2023年8月号関連ネタが続きます。
今回はPBR1倍割れ特集ではなく、『三角波「インパクト投資の意味とは?」』です。
以下、当該記事のメモ書きと感想です。
金融庁は投資の「効果(インパクト)」に着目する「インパクト投資」を進めるべく、基本的指針案を提示した。
背景
国内外で様々な社会課題へ対応すべく、従来からESG投資が進められてきたが、そのほとんどは企業のESGへの取り組みを総合評価し、投資意思決定に加点・減点する手法が採られてきた。
この点に関して「個別の投資が、実際にどの程度国内外の課題解決に資する具体的な技術の実装やビジネスモデルの変革等につながっているか、明確には確認しづらい」との課題がある。
目的
インパクト投資の基本的な考え方を提示して共通理解を醸成すること。
要件
意図、追加性、効果の「特定・測定・管理」、新規性の支援
今後の課題
インパクト投資は、社会・環境的効果と収益性の両立を目指しており、これだけ見ると収益性を重視する従来の投融資よりも、要件が加重されているように見え、インパクト投資の意味やニーズが分かりづらい。
インパクトの特定・測定・管理をいかに行うのか。
感想
私にはESG投資で得する人と損する人が具体的に思い描けていません。
ただ、こうして行政も動いている訳ですから、それなりに大きな動きであることは理解できます。
一方でESG投資の流れの中で、石油関連企業への投融資が控えられた時期もありましたが、最近はそんな話も耳に入らなくなり、なんとなく下火になっている印象もあります。
結局、原油への依存を減らしても銅などの他の資源への依存を増やさざるを得ない訳で、そう考えると、尚の事、損得勘定が気になるところです。
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